株式会社オカムラ
従業員一人ひとりが活き活きと働くことができる「Work in Life」の実現を支援
株式会社オカムラ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:中村 雅行)は、積水ハウス株式会社(代表取締役兼CEO 社長執行役員 仲井 嘉浩、本社:大阪府大阪市、以下積水ハウス)が取り組む男性育休を考えるプロジェクト「IKUKYU.PJT」に2022年より賛同し、男性が育児休業を取得しやすい社会づくりに貢献しています。
「IKUKYU.PJT」は、積水ハウスが幹事を務め「男性の育児休業取得が当たり前になる社会」の実現に賛同する企業が9月19日の「育休を考える日」に、業種業界の垣根を越え、男性育休についてアクションを起こしていくプロジェクトです。

オカムラは、パーパスである「人が活きる社会の実現」に向けた経営の重要課題のテーマの一つに「従業員の働きがいの追求」を挙げ、さまざまな取り組みを行っています。オカムラでは、「Work in Life(ワークインライフ)」という、「Work(仕事)」と「Life(人生)」の2つの要素を同列に捉えるのではなく、「Lifeにはさまざまな要素があり、その中の一つとしてWorkがある」という考え方を提唱しています。「Work in Life」を実現している状態とは、一人ひとりが人生を総合的に捉えたときに「働く」が人生のプラスになるように、主体的に行動できている状態を指します。「Work in Life」実現に向けて、育児・介護などで働く時間・場所の制約がある従業員が目指すキャリアを実現できるよう、多様な働き方の環境整備を継続的に進めています。
「仕事と育児の両立支援の目指す姿」を「オカムラは、社員一人ひとりのWork in Lifeの実現に向け、性別を問わず育児に参画しやすい職場環境を育てます」としており、この考え方に基づき社内の意識向上を図っています。
従業員の仕事と育児の両立支援のための制度・仕組みとして、育児休職、短時間勤務、在宅勤務、託児サービス費用の補助などを設けています。妊娠・出産の申し出があった従業員に対して、相談窓口担当者が育児休職や出生時育児休職に関する意向確認を実施しているほか、労使協定の締結により本人からの希望があった場合のみ、出生時育児休職中の就労を認める運用としています。男性が育児休業を取得しやすい法整備が進んでいますが、オカムラでは本人の状況に合わせて柔軟に育児休職を取得できるよう、取り組みを推進しています。
男性従業員の育児休職取得の推進のため、2021年10月には「こそだて支援プロジェクト(愛称:はぐくむプロジェクト)」を発足し、男性の育児休職希望者がスムーズに取得できるような、人事制度の改訂と風土醸成を目的に1年間活動を行いました。仕事と育児の両立支援に向け、情報発信を通じた啓発活動を行うほか、育児休職取得における課題の把握と改善を目的とした育児休職からの復職者アンケートの実施、両立に必要な情報をまとめたコミュニケーションツールの発行など、さまざまな施策を実施することで、男性従業員の育児休職取得を後押しています。
オカムラの男性従業員の育児休職取得率※1は 2020年度に11.1%だったのに対し、2024年度では69.2%と年々上昇しています。また男性従業員の2024年度平均育児休職日数※2は92日でした。
※1対象範囲:株式会社オカムラ全従業員
※2対象範囲:株式会社オカムラ正規従業員

オカムラは、育児・介護などで働く時間・場所の制約がある従業員が、目指すキャリアを実現できるよう、多様な働き方の環境整備を継続的に進めます。ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの観点からも、性別を問わず一人ひとりの従業員が能力を発揮できる職場環境の整備に努め、「Work in Life」実現を目指します。
―オカムラの主な育児関連の制度・仕組み―

●配偶者出産休暇
配偶者が出産した日から1カ月の間で合計3日間有給休暇の取得が可能で、取得を必須としています。
●託児サービス費用の補助
従業員の宿泊出張や研修、子どもの突発的な病気のときに、保育所や学童施設以外の臨時的な託児サービスを利用した際の費用に対して補助を行っています。(1日1子2万円、月額5万円まで、利用条件あり)
●子育てコミュニケーションシートを活用した育児休職取得支援
仕事と育児・介護の両立に必要な情報をまとめた「仕事と育児の両立サポートブック」を発行し、スケジュールや進め方をすり合わせ、見える化できるようにしています。また、休職に向けた「業務引き継ぎガイドブック」を作成し、育児休職前の準備のタイミングや、スケジュールなどもまとめています。見える化の一環として、家庭の中で出産時や産後どのように働きたいかを相談し、「子育てコミュニケーションシート」を活用して所属長と面談を行います。予め働き方や休暇取得の希望について共有し、本人も職場のメンバーも円滑に業務を行えるように備えておくことが目的です。
●情報発信を通じた啓発活動
オウンドメディア「Okamura Live : )(オカムラライブスマイル)」では、取り組みの紹介とともに、子育て世代の育児休職中の過ごし方、働き方の工夫、家族との日々、職場との関係など「子育て世代が活きるリアル」を紹介しています。
□オカムラ 「人が活きる」を考えるメディアOkamura Live : )(オカムラライブスマイル)
2022年11月8日 男性育休の仕組みづくりと風土の醸成をめざして「はぐくむプロジェクト」の挑戦
https://live.okamura.co.jp/post/id70
2025年7月8日 育休取得をチームでサポート、若手営業の「育休パパ」ロールモデルに
https://live.okamura.co.jp/post/id177
2025年8月13日 家族で決断した長期育休――職場にも広がる意識変化
https://live.okamura.co.jp/post/id179
■積水ハウス 男性育休を考えるプロジェクト「IKUKYU PJT.」
「IKUKYU. PJT」は、積水ハウス株式会社が2019年から開始した、9月19日を「育休を考える日」として記念日に制定しさまざまな立場の方々と共に男性育休を考えるプロジェクトです。2022年からは男性育休取得推進に賛同する企業・団体と共に展開し、賛同企業・団体で制作したweb動画を、テレビCM、SNS、プロジェクトサイトなどを通じて発信しています。今年は過去最多となる 174もの企業・団体が賛同しています。
□積水ハウス 「IKUKYU PJT.」特設サイト