GRAVETOKYO
伊藤潤二氏作「棺桶」の作品を元に、実際に人が入れ、火葬にも使える「棺桶」を商品化
アートとデザインの文脈で革新的なデザイン棺を手掛けるブランド GRAVE TOKYO(グレイヴトーキョー) は、世界的に著名なホラー漫画家の伊藤潤二氏とのコラボレーション棺を発表いたします。
本商品は、死生観とアートを融合させた唯一無二のコレクションとして、伊勢丹新宿店 本館6階 アートギャラリーで開催されるPOP UPイベント「JUNJI ITO Arts&Fashion Goods」にて期間限定で販売します。

●アートと葬送の融合
日本を代表するホラー漫画家として、国内外から絶大な支持を集める伊藤潤二氏。その独自の美学と恐怖の表現は、現代のアートの世界でも高く評価されています。
今回のコラボレーションでは、伊藤潤二氏の漫画作品『棺桶』(「双一シリーズ」より)を題材に、作中の扉絵や印象的なコマを、棺の外装と内装に大胆にあしらい、作品の世界観を表現。「人生の最期にこそ、夢と希望と喜びを」をコンセプトに掲げ、棺そのものを人生最後の自己表現とするGRAVE TOKYOの理念と、伊藤潤二氏独自の世界観が融合することで、従来にない新たな価値を持つ棺が誕生しました。

●製品特徴
伊藤潤二氏監修にて、漫画作品『棺桶』(双一シリーズ)の扉絵を用しました。
棺の内側には、漫画作品の中で棺桶がつくられていくストーリーを元に、漫画のコマをデザイン。
高級木材に特殊な塗装を施すことにより唯一無二の質感に仕上がっています。
棺の中の黒い色は漫画にちなんで「墨汁」で染め上げました。
コレクターズアイテムとしてはもちろん、生前葬を始め、実際のご葬儀でもお使いいただけます(火葬可能)。
別売りの金具にて、クローゼットとしてもご使用いただけます。

●発売概要
商品名:GRAVE TOKYO × 双一 棺桶
発売日:2025年10月1日(水)~14日(火) ※最終日午後6時終了
価格:¥1,650,000(税込/受注生産)
購入受付:伊勢丹新宿店 本館6階 アートギャラリー内で開催されるPOP UPイベント 「JUNJI ITO Arts&Fashion Goods」にて
●GRAVE TOKYOデザイナー 布施美佳子コメント
死は全ての人の人生のゴールです。
そのゴールを「忌み嫌いと、寂しく冷たく辛いものとして考える」のではなく
「拍手とフラワーシャワーで見送られるような幸せ」な最期として
まさにハッピーエンドとして終えられるよう、弔いの在り方を変えていきたいと考えています。
人生の最期、家族と、友人とお別れする最期の姿が
その生前の姿から一番かけ離れているのはなぜでしょうか
若くして亡くなった友人を見送るたびに「こんな人じゃなかったのに」と思うのはなぜでしょうか
その人の生前の姿、その人の人生の素晴らしさを表現するような場であってほしいと
友人たちの最期に立ち会うたびに、そう思います。
最期のお別れの場で
そうそう、彼女は 彼は こんな人だったよね、そういえばこんなことがあったよね
そんなふうに話に花が咲くような最期を想像するだけで、幸せな人生だった、と思えませんか
私にとって、死は忌み嫌って隠すものではなく、語るべき文化であり、そしてその人の人生を誇る機会と考えています。
死は日常の延長であり、かつ、人生のクライマックスでもあり、
だからこそ葬儀はエンターテイメントたりえるのではないでしょうか。
冠婚葬祭の名が表すように、結婚式と葬儀はとても大事な人生のイベントだと思います。
結婚式場を選ぶときには、分厚い結婚情報誌を買い、下調べをして、何か所も会場を回って慎重に選ぶように、
葬儀もまた、生前にたくさん葬儀社を回って、慎重に選んでほしい 後悔しない最期を迎えてほしい そう、心から思っております。
そのためにも
生前に気付き、考えるための、日常の中へのタッチポイントを増やしていくことが
GRAVE TOKYOの使命であると考えています。
伊藤潤二先生とのコラボレーションは、棺がこれからアートプロダクトへ進化することを証明する試みの始まりです。自分の人生を好きなもので表現したい、そんな方に選択肢として選んでほしい
新しい弔いの形を是非ご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ】
GRAVE TOKYO
Email: info@mikera-grave.tokyo
●GRAVE TOKYOとは
2015年に骨壺ブランドとしてローンチ
2022年にメインプロダクトを骨壺から棺に変え、リスタートした葬儀具ブランドです。
「人生の最期にこそ夢と希望と喜びを」をコンセプトに
全国各地での入棺体験イベントや、ファッションビルでのポップアップイベントを開催。
2025年9月10日に開催されたデヴィ夫人の生前葬でもオリジナル棺が使われ話題に。
コピーライト表記:©JI/ASP
写真:脇秀彦
撮影協力:株式会社共栄








