2025大阪・関西万博（以下、万博）のサウジアラビア王国館は、World Expolympicsにおいて芸術性、革新性、文化的ストーリーテリングが評価され、「大規模館部門」および「外観建築部門」で金賞を受賞しました。

2025年9月23日、The Experiential Design Authorit（TEDA）は、万博における最も卓越した体験デザインの事例を称え、受賞者を発表しました。「体験デザインのオリンピック」として知られる本賞は、デザインの革新性、来場者との関わり、ストーリーテリングの影響力、そして万国の精神への総合的な貢献度を評価します。32名の著名な建築家、体験デザイナー、イベント業界の専門家等から構成される32名の国際審査員が評価し選出します。

サウジアラビア王国館は、最多受賞パビリオンの一つとして計3つのトロフィーを獲得しました。「最優秀大規模館賞」「最優秀外観建築賞」、そしてライブパフォーマンスと没入型プロジェクションマッピングを融合させ、日本の海女とサウジアラビアの真珠ダイバーとの間に力強い類似性を描き出す『水の物語』は、「プレゼンテーション賞」の銀賞を獲得しました。

フォスター・アンド・パートナーズ設計のサウジアラビア王国館は、来場者に「Meet Saudi」を直接体験できる機会を提供しています。王国の遺産、変革、国際社会への影響を学ぶ新たな発見の壮大な旅へと誘います。同館は、リヤド石と呼ばれる軽量石材を採用し、伝統的なサウジ都市建築から着想を得ており、来場者に歴史的な町や都市を散策する感覚を呼び起こし、発見の喜びと現代的な持続可能性を融合させています。持続可能性に焦点を当てた同館は、低炭素素材と再生可能エネルギーを採用し、軽量石材パネルを用いた革新的なファサードは容易に解体可能で、再利用可能な構造フレームワークによりパビリオン全体の環境負荷低減を図っています。

これらの受賞に先立ち同館は、2025年ニューヨーク建築デザイン賞「文化建築部門－インタラクティブ＆体験型空間」部門で金賞も受賞しています。

サウジアラビア王国駐日大使兼サウジアラビア王国館政府代表のガージィ・ファイサル・ビンザグル博士は次のように述べました。

「万博において、世界的に権威あるこれらの賞を受賞できたことを深く光栄に存じます。これは決して集大成ではなく、この栄誉が私たちの決意と責任感を新たにし、文化・デザイン・持続可能性を通じてサウジアラビアの物語を世界に伝え、国際的なパートナーシップを強化し、世代を超えて人々をつなぎ、高め、永続する体験を創り出すという、私たちの探求をさらに推し進める原動力です。」

サウジアラビア王国館では、「Ahlan Wa Sahlan」「We Are Saudi Arabia」「TheBotanist（AR アプリ）」などをはじめ、文化スタジオでの音楽・芸術パフォーマンスなど、10月13 日まで多彩なプログラムを展開しています。さらに「進化する都市」「持続可能な海」「無限の人間の可能性」「イノベーションの頂点」といった没入型展示空間を通じて、サウジアラビアが世界にもたらす影響を体感することができます。

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出典：PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ （2025年9月30日 17時46分）