エフピコ
~2026年3月期に「年間341t」のCO2排出量削減を目指す~
株式会社エフピコ(代表取締役会長:佐藤 守正、以下「エフピコ」)と株式会社エレナ(代表取締役社長:中村 憲治、以下「エレナ」)は、エレナの41店舗において行なっている、店舗で回収された使用済み食品トレーやペットボトルを新たな食品トレー・透明容器に生まれ変わらせ、再び各店舗で使用する「ストアtoストア」の水平リサイクル※1を強化いたします。
エフピコとエレナは、「お店がその地域のエコリーダー」となることを目指し、地域の環境負荷低減とリサイクル資源の有効活用を積極的に行い、持続可能な循環型社会の推進に貢献してまいります。
ストアtoストアの流れ

本取り組みについて
エレナでは、地域の皆さまのご協力のもと、店舗に設置された回収ボックスで使用済み食品トレーやペットボトルを回収しています。 それらはすべて、エフピコで大切な資源として活用され、「エコトレー」などの環境に優しいエコ製品※2に生まれ変わり、再びエレナの売り場で使用されます。「お店」が起点となり資源が循環する「ストアtoストア」の水平リサイクルの取り組みは、お客様の日頃からの回収へのご参加と、店舗スタッフによる運営管理によって成り立っています。
CO2排出量削減による環境貢献の現状と目標
エレナでは、エコ製品を積極的に使用することで2025年3月期に326tのCO2排出量を削減することができました。今後もこの取り組みを強化し、2026年3月期には341tのCO2排出量削減を目指してまいります。
エコ製品の使用拡大と回収量の目標
引き続きエコ製品の使用を拡大し、特に刺身や寿司容器における蓋のエコ化を進めてまいります。また、回収量については、2025年3月期に使用済み食品トレーを58t、ペットボトルを20t回収することができました。2026年3月期には食品トレー62t、ペットボトル40tの回収を目指し、特に食品トレーのうち、透明容器の回収量を前年比で15%増やすことを目標としています。お客様の水平リサイクルへの参加を促進するため、CO2削減実績を記したポスターの掲示も積極的に行います。
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※1 水平リサイクル:リサイクル前後で用途を変えずに資源を循環させるリサイクル方法
※2 エコトレー :店頭回収された使用済み発泡トレーを新たなトレーとして生まれ変わらせた
リサイクル発泡トレー
エコAPET:店頭回収された透明容器やペットボトルを原料とした再生PETシートを用いた
リサイクル透明容器
エコOPET:エコAPET同様に再生されたPETシートを縦・横方向に延伸させ、PET素材の特性ある
耐油性、透明性を維持した上で、80℃の耐熱性と耐寒性を実現したリサイクル透明容器
<株式会社エフピコ>
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで使用される簡易食品容器を製造販売する国内最大手メーカーです。エフピコ方式のリサイクル「トレーtoトレー」「ボトルto透明容器」による地上資源の循環及びCO2 排出量削減、環境負荷の低い容器の開発による省資源化などを通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。
所在地:〒163-6036 東京都新宿区西新宿6丁目8番1号新宿オークタワー36 階
代表者:代表取締役会長 佐藤 守正/代表取締役社長 安田 和之
設立:1962年7月
【みんなでリサイクル】エフピコ みんなでリサイクル |株式会社エフピコ
<株式会社エレナ>
長崎県・佐賀県に展開する地域密着型のスーパーマーケットです。生鮮食品を最重要の品揃えと考え、どこよりも新鮮な食材をお届けすることを大切にしています。牛乳パック・ペットボトル回収など環境保全活動にも積極的に取り組み、持続可能な社会の実現を目指しています。
所在地:〒857-1198 長崎県佐世保市大塔町8番地2
代表者:代表取締役社長 中村 憲治
設立:1959年4月