一般社団法人日本カーシェアリング協会
〜石巻発!寄付車を活用し、地域に根ざした災害支援・移動支援の新しい支え合いの仕組みを全国へ〜
一般社団法人 日本カーシェアリング協会(所在地:宮城県⽯巻市、代表理事:吉澤 武彦、以下「協会」)は、社会起業家への投資と経営支援を行う特定非営利活動法人ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京(所在地:東京都港区、以下「SVP東京」)の2025年度(第21期)投資・協働先として選定され、この度、協働プログラムを開始したことをお知らせいたします。

協働の背景と目的
日本カーシェアリング協会は、東日本大震災での経験をきっかけに、寄付車を活用した様々な社会貢献活動を実施してまいりました。近年、災害の頻発化や不安定な経済情報など社会環境が大きく変化するなか、協会が実施する支援活動のニーズは全国で増加しており、経営基盤の強化・車の寄付を日本に広める必要性を感じていました。
そこで、社会的インパクトの最大化を目指し、SVP東京の持つ経営コンサルティング、マーケティング、組織開発、ファンドレイジングなど多様なスキルを持つ「パートナー」による経営支援を受けることを目指し申請した結果、第21期の投資・協働先に選定いただきました。
本協働を通じて、移動に困難を抱える人々への支援体制を強化するとともに、組織基盤の強化、戦略の策定、全国展開に向けたロードマップ作成を推進してまいります。
協働の概要
SVP東京との協働プログラムは、以下の内容で実施されます。
協働開始日: 2025年10月1日
協働期間: 最大2年間を予定
資金提供: 各年100万円の資金提供
協働内容: SVP東京のパートナーによる専属チームが伴走し、以下の分野を中心に支援を行います。
・ローカル組織から全国組織への転換(組織体制整備・事業計画・収益モデルの構築)
・車の寄付の普及
・車の支援を実施するうえでの制度改革
SVP東京について
2003年の創設以来社会課題の解決に挑む革新的な事業を支援する非営利団体。資金の提供と、様々なバックグラウンドをもつパートナーによる経営支援を実施。
日本カーシェアリング協会について
日本カーシェアリング協会は、東日本大震災での経験をきっかけに、「寄付車」を活用し、地域で車をシェアする「コミュニティ・カーシェアリング」や、生活困窮者・NPOを支える「ソーシャル・カーサポート」、災害時に無償で車を貸し出す「モビリティ・レジリエンス」の3つの支援事業を展開しています。「誰かの1台が、誰かの暮らしを支える」仕組みを全国に広げ、「お互いさま」の思いが広がる社会を目指しています。
団体名:一般社団法人日本カーシェアリング協会
代表者:代表理事 吉澤武彦
本部住所:宮城県石巻市駅前北通り1丁目5‐23
電話:0225-22-1453 メール:info@japan-csa.org FAX:0225-24-8601
設立:2011年4月 (法人化は2011年7月)