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AIの普及が“社会性志向”を押し上げる傾向明らかに

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株式会社スターコネクト

~AIを頻繁に利用する層の6割が「社会的意義を重視」と回答、AI時代に浮かぶ“ソーシャルキャリア”~

株式会社スターコネクト(本社:東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F、代表取締役:水本 洋志)は、AI時代における働き方やキャリア観の変化を明らかにするため「ソーシャルキャリア意識調査」を実施しました。
その結果、AIの普及が「社会的意義を重視する働き方」への意識を押し上げている傾向が明らかになり、AIを頻繁に利用する層ではその割合が6割に達したことが分かりました。

これは、AIが定型業務を担う時代だからこそ、人間にしか果たせない共感・対話・創造性を軸にした社会的価値の創出=“ソーシャルキャリア*が新しい選択肢として注目されつつあることを示しています。

目次

【調査結果ハイライト】

① AIの利用と社会性志向の関係

  • AIを頻繁に利用する層(ほぼ毎日・週に数回利用)では、「社会的意義を重視する」と回答した人が6割に。

  • 非利用者は3割程度にとどまり、AIの利用経験が“社会性”への意識を強める要因になっていることが分かった。

  • また「社会や身近な人々に関わる課題に挑戦すること」に対して好奇心を持つ人のうち、約48%がこの3年で社会的意義への関心が高まったと回答。

② 約6割が「AIには代替できない仕事がある」と回答

  • 回答者全体の61.8%が「AIには代替できない仕事がある」と回答。

  • 代替できないと感じる仕事トップ3:
      1位:人の気持ちを理解し、共感や支援を行うこと
      2位:利害の異なる人々との調整や合意形成
      3位:新しい企画やアイデアの創出

AIを日常的に使う層ほど「企画・合意形成」の代替困難性を強く意識しており、AIとの共存を前提に“人間らしい仕事”の価値を再認識している


③ 働く目的は「収入」から「社会的意義」へシフトの兆し

  • 回答者全体の約25%が「収入より社会的意義を重視」と回答。

  • 「この3年で社会的意義への関心が高まった」人は約2割、特に30代は3割近くと最も高い。

  • ただし30代は収入重視の回答も多く、「理想と現実のギャップを抱える世代」であることも浮き彫りに。

④ 世代ごとの関心テーマ

  • 全体では「地域・住まい・コミュニティ」「環境・エネルギー・気候変動」「人材・多様性・ウェルビーイング」への関心が高い。

  • 世代別傾向:
      - 20代:環境・テクノロジー・食など「未来課題」志向
      - 30代:国際課題・格差・地域など「広い社会課題」志向
      - 40代:教育・人材・多様性など「人に寄り添うテーマ」志向
      - 50代:地域・福祉・教育など「生活基盤」志向

【総括】

本調査から、次の3つの傾向が示唆されました。

  • AIが社会性志向を押し上げていること

  • AI時代だからこそ“人間らしい仕事”が自己表現の場として注目されていること

  • 世代ごとに異なるテーマ関心が、社会全体の厚みと可能性をつくること

代表コメント

株式会社スターコネクト 代表取締役CEO 水本 洋志 コメント

「今回の調査は、AIが広がる時代に人間はどのような役割を担い、働き方にどのような意味を見いだすのかという問いに対する兆しを示しました。

特に30代は、収入や家族といった生活基盤に直結する因子が強く、どうしても失敗を避けざるを得ない世代です。だからこそ“複業”という形でリスクを抑えながら、社会的意義を追求するキャリアが現実的であり、これからのスタンダードになり得ると考えています。

また、AIを頻繁に利用している層ほど“社会的意義を重視する”と答えており、AIが社会性志向を押し上げることも明らかになりました。これは、AIに任せられる領域と、人間にしかできない“共感・対話・創造性”の領域を切り分ける新しい働き方=ソーシャルキャリアの広がりを示しています。

スターコネクトでは、こうした調査を通じて、単なる就業観を超えた『社会の課題』と『自分の価値観』を結びつける働き方を広く発信し、多様な人材が活躍できる環境づくりに貢献してまいります。」

【イベント情報】ソーシャルキャリアフェス2025のご案内

本調査で明らかになった“ソーシャルキャリア”を体感いただける場として、2025年11月8日(土)・9日(日)の2日間にわたり 「ソーシャルキャリアフェス2025」 を開催します。

当日は、社会課題に挑む企業・NPO・スタートアップなど約100団体が出展し、深井龍之介氏(コテンラジオ)、篠田真貴子氏(エール株式会社)、駒崎弘樹氏(つながりAI株式会社)、安部敏樹氏(リディラバ)ら、社会的インパクトの最前線で活躍するゲストが登壇予定です。

調査結果で示された“社会性志向の高まり”を背景に、キャリアの新しい可能性を考える2日間。ぜひご参加ください。

▼詳細・参加申込はこちら

https://sociareer.com/social-career-fes2025

【調査概要】

調査名:ソーシャルキャリア意識調査
調査主体:株式会社スターコネクト https://starconnect.jp/

調査方法:インターネットアンケート(QiQUMO使用)
実施期間:2025年9月8日〜10日
有効回答数:500件
主な設問項目:
 ・現在の就業状況
 ・生成AIの利用状況
 ・働く目的(収入 vs 社会的意義)
 ・AIでは代替できないと感じる仕事
 ・関心のあるテーマ領域 など

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年10月2日 14時24分)

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