大学院生命科学研究部– tag –
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低所得国のB型肝炎母子感染予防に新たな一手:簡便で高精度な迅速診断テストの有効性を検証
国立大学法人熊本大学 【ポイント】 ・B型肝炎の世界的排除(エリミネーション)には、母子感染の予防が不可欠であり、高リスク妊婦の特定と抗ウイルス予防療法の投与が重要です。 ・しかし、高リスク妊婦を特定するために必要な従来の診断法(PCR検査)は... -
-細胞内のタンパク質合成工場を試験管で再現-リボソーム生合成の試験管内再構成に成功
国立大学法人熊本大学 【ポイント】 遺伝子を使ってリボソームを試験管内で合成すること(リボソーム生合成)に成功 リボソーム生合成は、約200種の因子を必要とする極めて複雑なものであり、試験管内での再構成は困難だった 「生体内環境を試験管内で模倣... -
B型肝炎の新薬開発に成功!新しい機序の治療法の開発は、いよいよ治験準備段階へ
国立大学法人熊本大学 ・B型肝炎ウイルス(HBV)※1による肝疾患の深刻な状況: B型肝炎ウイルス感染により生じるB型肝炎は毎年多くの方の死因となる重要な感染症ですが、現在の治療法では治療目標である“機能的治癒”を意味するHBs抗原※2の陰性化を達成す... -
細菌感染に対する自然免疫を制御する仕組みを原子レベルで解明
国立大学法人熊本大学 ・細菌感染に対する自然免疫シグナル (TIFA-TRAF6シグナル) において、シグナル抑制分子として発見されていたTIFABが、TIFA-TRAF6シグナルを制御する仕組みを原子レベルで明らかにしました。・TIFAは二量体を形成することでシグナル... -
可逆性小児急性肝不全の発症機序の解明-治療薬開発に向けた道筋-
国立大学法人熊本大学 ・可逆性小児急性肝不全の原因の一つはミトコンドリア酵素のMTU1遺伝子の変異ですが、疾患発症の仕組みは不明でした。・MTU1遺伝子の疾患関連変異の作用を検討し、変異がミトコンドリアtRNA硫黄修飾(注1) の低下を引き起こすこと...
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