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ワンポットで3種類のクリック反応を連続的に実行可能に ~わずか3工程で高機能分子を合成~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 3種類の異なる置換基(アジド基、アルキニル基、フッ化スルホニル基)を有するプラットフォーム分子を合成することに成功しました。 プラットフォーム分子で連続したクリック反応を実現し、部品となる分子を3工程で... -
【摂南大学】受賞 薬学部 医薬品化学研究室 佐藤 和之准教授が「第22回(2024年度)有機合成化学協会関西支部賞」を受賞
学校法人常翔学園 ~医薬品や農薬開発の拡大に貢献!「ヘテロ環」と「フッ素」に関する研究を発表~ 摂南大学(学長:久保康之)薬学部 医薬品化学研究室の佐藤和之准教授は、この度、公益社団法人有機合成化学協会関西支部(以下、有機合成化学協会関西... -
チオキサントン類を短工程で合成できる新たな手法を開発 ~アライン中間体がチオカルボニル基に2度挿入される特異な反応~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 アライン中間体とチオ尿素の反応によって、チオキサントンを簡便に合成できる新たな手法を開発しました。 反応機構の詳細解明にも成功し、チオカルボニル基に2分子のアライン中間体が挿入される特異な反応機構を... -
キラリティスイッチングが可能な二重螺旋構造亜鉛錯体の合成に成功 ~アキラル配位子へのキラル伝達を介したキラル増幅も可能に~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 二重螺旋構造を有する亜鉛(Zn)単核錯体を合成し、使用する溶媒の性質によって螺旋の左右の巻き方向の反転が起こることを明らかにしました。 キラル(※1)部位を有する配位子とキラル部位を持たない配位子からなるヘテ... -
α-置換カルボニル化合物を一段階かつ高収率で合成できるanti-Michael型付加反応を実現 ~パラジウム触媒による反応中間体の安定性が鍵~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 パラジウム触媒を用いたアクリルアミド類に対するanti-Michael型付加反応の開発に成功しました。 広範な基質に適用可能であり、ラージスケールでの反応や、配向基の除去なども容易に行うことができます。 本反応は... -
高機能有機硫黄化合物の合成に有用なo-ブロモベンゼンチオール等価体の新合成法を開発 ~炭素-硫黄結合、炭素-臭素結合を一度に形成する効率的な合成法~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 アライン中間体にチオ基とブロモ基を同時導入できる反応を見出し、o-ブロモベンゼンチオール等価体を合成できる新たな手法を開発しました。 この反応を利用して、フェノチアジン類、チアントレン類などの複雑な骨格... -
置換基が密集したベンゾフランを簡便合成する手法を開発 ~ベンゼン環上の置換基が隣接炭素に移動するユニークな反応機構~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 活性化剤存在下でオルト置換フェノールとアルキニルスルホキシドを反応させることにより、多置換ベンゾフランを簡便に合成できる手法を開発しました。 本研究で発見した、ベンゼン環上の置換基が隣接炭素に移動する...
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