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国内外のサイエンス・テクノロジーに関わるあらゆるスタートアップを応援するビジネスピッチコンテスト「qcp Startup Pitch 2025」にパートナーとして協賛
アクシスコンサルティング株式会社 ピッチコンテスト参加者を支援するコンサルタントを募集開始 「あらゆる課題は、人で解決する。」をコーポレートステートメントとするアクシスコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長 COO:伊藤... -
「痛み」は音で伝搬する 〜痛みが増す原因は他者の痛がる声にあった〜
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 近くにいる人の「痛み」が他に伝達する一因が、痛み刺激による発声音にあることを解明しました。 音ストレスはそれだけで脳内の炎症を引き起こし、痛みを誘発することがわかりました。 今後、痛みのコントロールや... -
ナトリウムイオン電池材料β-NaMnO2の積層欠陥を抑制することで電池性能向上に成功~波状MnO2層の滑り現象メカニズムを解明、正極材料の長寿命化を実現~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 ナトリウムイオン電池の正極材料β-NaMnO2について、系内のマンガン(Mn)を銅(Cu)で置換することにより、結晶内の積層欠陥を効果的に抑制できることを実証しました。 結晶構造中の積層欠陥の有無と充放電時の構造変化... -
次世代AIで磁性材料のエネルギー損失の原因を解明 ~省エネルギーな次世代EV開発への応用に期待~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 次世代の説明可能AI「拡張型自由エネルギーモデル」で、磁性材料のエネルギー損失の原因を明らかにしました。 実用材料である無方向性電磁鋼板を対象に、損失の原因を顕微鏡画像上で直接「見える化」することに成功... -
ヘテロ金属配位ナノシートのインク化技術を確立、大量生産や基板への直接塗布が可能に ~新たな電子デバイスや電極触媒などへの応用に期待~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 金属イオンと有機配位子から構成される配位ナノシートは多彩な物理・化学的特性を持つ構造を設計できることから多用途での応用が期待されていますが、一般的な合成法で得られる生成物は薄膜もしくは粉体であるため... -
東京理科大学インベストメント・マネジメント株式会社、東京理科大学、新宿区が共同主催するスタートアップピッチコンテスト「qcp Startup Pitch 2025」を開催
東京理科大学インベストメント・マネジメント株式会社 ~世界から出場者を募集中!応募締切 8月8日(金) 23:59まで~ 東京都認定インキュベーション施設「quantum cross point」を運営する東京理科大学インベストメント・マネジメント株式会社(東京都新宿... -
小さいナノ粒子ほどタンパク質二次構造に顕著な影響を与える ~ナノ粒子の医学生物学応用に向けた重要な知見~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 ナノ粒子は医療応用が期待される材料ですが、タンパク質の構造異常を引き起こすことから生体毒性が懸念されています。 今回、サイズの異なるシリカナノ粒子を用いてタンパク質の二次構造に与える影響を調べた結果、... -
系統的に新規なβ-1,2-グルカナーゼ群の発見 ~酵素の構造解析・機能解析から解明された分子進化の手がかり~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 β-1,2-グルカンの分解酵素について、アミノ酸配列の網羅的な相同性検索を行い、機能未知で系統的に新規な4つのグループ(Group 1~4)を発見しました。これらのうち3つのグループ(Group 1~3)でβ-1,2-グルカンを分解す... -
MycoGenomeとキャンパスクリエイトが業務提携契約を締結
株式会社キャンパスクリエイト ~ 微生物の可能性を引き出す純国産オリジナルゲノム編集技術の社会実装を目指す ~ 株式会社MycoGenome(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:林 修、以下「MycoGenome」)と株式会社キャンパスクリエイト(本社:東京都... -
薄膜生成時の枝分かれ現象を、トポロジー・物理・AIの融合で解明〜Beyond 5Gを支える基盤技術への応用に期待〜〔東京理科大学, 岡山大学, 京都大学, 東北大学, 筑波大学〕
国立大学法人岡山大学 東京理科大学と岡山大学、京都大学、東北大学、筑波大学の共同研究成果プレスリリースです。 2025(令和7)年 4月 23日国立大学法人岡山大学 https://www.okayama-u.ac.jp/ <研究の要旨とポイント> 材料表面における薄膜生成時に... -
脳を標的とした核酸医薬品の開発に光 ~次世代医薬品のDDSメカニズムが明らかに。難病治療に向けた応用に期待~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 次世代治療薬として期待される核酸医薬品、コレステロール結合ヘテロ二本鎖オリゴヌクレオチド(Chol-HDO)の薬物動態を明らかにしました。 Chol-HDOは全身循環血液中に長時間滞留し、脳組織への効率的な送達が確認... -
農研機構と東京理科大学との包括連携協定の締結について
東京理科大学 ポイント ・農研機構と東京理科大学は、4月14日(月曜日)、農業・食品分野を中核としたSociety5.0の早期実現のため、双方の強みを融合した取り組みを推進すべく、包括連携協定を締結しました。 ・本協定に基づき、両機関の強みを生かした共... -
反強磁性準結晶の存在を初めて明らかに!~周期を持たない長距離反強磁性秩序を発見~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 これまで、長距離反強磁性秩序を有する準結晶の存在自体が疑問視されており、長年解明されていない謎となっていました。 本研究では、正二十面体準結晶Au56In28.5Eu15.5が反強磁性を示すことを実証しました。 本研... -
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のEUパビリオンに出展
東京理科大学 ―「GREENART」に関する絵画修復技術の体験展示 ― 東京理科大学 創域理工学部 先端化学科の四反田 功 准教授、および本大学 総合研究院 客員准教授の小倉 卓 氏(株式会社資生堂)をはじめ、国内外の企業・研究機関が参画する国際共同研究プ... -
薄膜生成時の枝分かれ現象を、トポロジー・物理・AIの融合で解明 〜Beyond 5Gを支える基盤技術への応用に期待〜
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 材料表面における薄膜生成時に生じる特徴的な枝分かれ(樹枝成長)は、電子デバイスの電気的特性に大きな影響を与えます。 数学・物理・人工知能(AI)を融合して薄膜生成時の樹枝状組織を定量的に解析する手法を開... -
大分県・大分県国東市・東京理科大学による人材交流および学術・文化・産業等の振興に向けた包括連携協定の締結について
東京理科大学 このたび、大分県、大分県国東市と東京理科大学は、各々の強みを相互に活かし、人材交流及び学術・文化・産業等の振興を促進することで、三者の発展を図ることを目的として、下記のとおり、包括連携協定を締結しました。 【連携事項】 大分県... -
イリジウム添加による鉄-コバルト合金の磁気特性の増強メカニズムを解明 ~放射光計測と高品質薄膜技術で磁性材料の精密評価を実現~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 鉄(Fe)-コバルト(Co)-イリジウム(Ir)合金は優れた磁気特性を有することが知られていますが、その特性の起源については未解明のままでした。 組成傾斜を有する高品質な単結晶薄膜(Fe75Co25)100-xIrx(x = 0 ~ 11%)... -
植物の防御応答を制御する新規分子を重要害虫ナミハダニから発見、機能を解明 〜農薬を用いない新たな害虫防除技術につながる成果〜
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 植物の防御応答を引き起こす防御応答誘導因子はエリシターと呼ばれ、農薬を用いない防除技術としての応用が期待されています。 今回、重要害虫であるナミハダニのだ液中に含まれる新たなタンパク質エリシター(テ... -
【大阪工業大学】月面で自律的に任務を遂行する、変幻自在なAIロボット
学校法人常翔学園 試作機を公開 ― 大阪・関西万博での展示・実演も 2050年、月面での探査と資源活用が促進され、持続的な有人活動拠点が月に整備される、そんな未来の実現に向け、内閣府によるムーンショット型研究開発制度のもと、プロジェクトが着... -
希少なオリゴ糖に作用するユニークな基質特性を持つ新規酵素を発見 ~新たな機能を持つ糖鎖の合成、利用の可能性を拓く~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 ガラクトースを含む糖鎖はプレバイオティクスとして近年注目が集まっており、より有用性の高い物質がまだ多数存在すると推測されます。 今回、腸内細菌の一種から、新規な基質特異性を持つガラクトオリゴ糖分解酵素... -
優れた性能を示す電極触媒を簡便に作製する手法を開発 ~少ない貴金属で白金触媒と同等の性能、水素社会の実現に貢献~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 水素社会の実現に向け、効率的な水素発生反応を可能にする電極触媒の開発が求められています。 気液界面合成と電気化学的酸化法を用いた簡便な手法で合成することで、最も優れた水素発生反応触媒として知られる白金... -
優れた徐放性を有するDNAハイドロゲル ~構成ユニットであるDNAナノ構造体の最小化・最適化に成功~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 DNAハイドロゲルは有望な薬物送達システム(DDS)として期待されていますが、ゲルの構成ユニットであるDNAナノ構造体の形成には多種類の比較的長い核酸を必要とすることが、臨床応用に向けた課題でした。 本研究で... -
ワンポットで3種類のクリック反応を連続的に実行可能に ~わずか3工程で高機能分子を合成~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 3種類の異なる置換基(アジド基、アルキニル基、フッ化スルホニル基)を有するプラットフォーム分子を合成することに成功しました。 プラットフォーム分子で連続したクリック反応を実現し、部品となる分子を3工程で... -
脳に作用する画期的な過敏性腸症候群(IBS)治療薬開発に光 〜オピオイドδ受容体作動薬が脳の特定部位を介して過敏性腸症候群の症状を緩和〜
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 抗ストレス作用をもつ新薬として期待されているオピオイドδ受容体作動薬が、過敏性腸症候群の治療薬としても有効である可能性が示されました。 オピオイドδ受容体作動薬は、内臓機能を調節している島皮質という脳の... -
チオキサントン類を短工程で合成できる新たな手法を開発 ~アライン中間体がチオカルボニル基に2度挿入される特異な反応~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 アライン中間体とチオ尿素の反応によって、チオキサントンを簡便に合成できる新たな手法を開発しました。 反応機構の詳細解明にも成功し、チオカルボニル基に2分子のアライン中間体が挿入される特異な反応機構を... -
マルチカメラシステムを用いた乳牛の一括管理手法を開発 ~個々の乳牛の健康管理や牛乳生産の効率化に寄与~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 酪農業において、乳牛の異常の早期発見、病気の予防、効率的な妊娠スケジュールの維持・管理は、牛乳の生産量の安定化に重要な役割を果たします。 本研究では、牛舎に設置したマルチカメラシステムを使用した位置... -
電気化学小角X線散乱法により、酸化還元酵素の酸化体・還元体の構造を解明 ~生物学的試料における初の試み~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 酸化還元酵素において、酸化体、還元体の詳細な構造を理解することは、より優れたバイオデバイスの開発に必要不可欠です。 本研究では、電気化学小角X線散乱法(EC-SAXS)を用いて、電気化学的に酸化還元させたビリ... -
新たな口腔粘膜炎治療薬として有望な茶カテキン含有ゲル剤を開発 ~使い勝手の良い口腔粘膜炎治療薬の開発に向けて~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 口腔粘膜炎(口内炎)は患者のQOLに深く関わる症状であるにも関わらず、既存の治療薬には使い勝手の面で様々な課題があり、簡便かつ快適に使用できる製剤の開発が待たれています。 茶カテキンとキシログルカンから... -
第6回宇宙シンポジウムを開催
東京理科大学 東京理科大学 研究推進機構 総合研究院 スペースシステム創造研究センターでは、第6回宇宙シンポジウムを開催します。 東京理科大学スペースシステム創造研究センター(SSI)では、基礎研究から宇宙へのアクセス手段の開発まで、総合的に宇... -
第11回町工場見本市 1月29日開幕 葛飾区と周辺区域41社の技術集結
産経新聞社 産経新聞社が後援する、東京都葛飾区を中心に城東地区の町工場の製品、技術が一堂に会する展示会「第11回町工場見本市2025」(主催:葛飾区・東京商工会議所葛飾支部)が1月29日(水)~31日(金)、同江東区の東京ビッグサイト東ホールで開... -
同期理論で紐解くリカレントニューラルネットワークの予測機構と新学習法の提案 ~ニューロンの状態から何を読み取り、カオスを予測しているのか?~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 同期ダイナミクスに関する数学理論を応用し、リカレントニューラルネットワーク(RNN)によるカオス時系列予測の仕組みを数理的に解明しました。 近年数学的に証明された一般化同期写像を用いて、予測の“正解読み出... -
オピオイドδ受容体作動薬の即効性抗うつ作用の機序解明 ~臨床応用の実現に向け大きく前進~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 オピオイドδ受容体(DOP)作動薬は、既存薬よりも即効性が高く、副作用の少ない新規抗うつ薬として有望視されていますが、作用機序には不明な点が残されています。 今回、単回投与時のDOP作動薬の作用機序を調べ... -
セールスプロモーションDXカンパニーのPXC、飲料を題材にした東京理科大学マーケティングリサーチPJにて優秀チームに「PXC賞」を授与
PXC株式会社 Sales Promotion DX Company のPXC株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役CEO:菅野健一)は、東京理科⼤学におけるマーケティングリサーチ実践プロジェクトにおいて、「データ分析からリサーチデータを基にした具体的な施策・企画立案」の課... -
エートスAI、東京理科大学発スタートアップ企業に採択
株式会社エートスAI ~東京理科大学認定学生スタートアップ企業として2社目の認定~ 株式会社エートスAI(本社:東京都文京区、代表取締役:宮崎海光)は、2024年12月11日付で東京理科大学発スタートアップ企業として正式に採択されたことをお知らせいたし... -
日本電気硝子の防火ガラス「ファイアライト®」を活用した研究が、国際学会で最優秀賞を獲得
日本電気硝子株式会社 ~東京理科大学が、火災時の熱遮断メカニズムを解明し、火災対策を進化~ 日本電気硝子株式会社(本社:滋賀県⼤津市 社⻑:岸本暁)は、「第13回アジア・オセアニア火災科学技術シンポジウム」において、東京理科大学大学院博士... -
抗炎症免疫応答に寄与するRALDH2の発現を促す食品由来物質を同定 ~免疫疾患の新たな予防法開発につながる成果~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 樹状細胞はRALDH2によるレチノイン酸の合成を介して、過剰な免疫反応を抑える制御性T細胞の誘導を促進することから、腸管免疫系において重要な役割を果たしています。 今回、ポリフェノールの一種であるケンフェロ... -
金属酸化物結晶中のネットワーク構造の乱れが電池の負極特性を低下させることを解明~リチウムイオン電池の放電容量と安全性の向上に寄与~〔東京理科大学, 名古屋工業大学, 岡山大学, 島根大学〕
国立大学法人岡山大学 東京理科大学と名古屋工業大学、岡山大学、島根大学の共同研究成果プレスリリースです。 2024(令和6)年 12月 16日国立大学法人岡山大学 https://www.okayama-u.ac.jp/ ◆研究の要旨とポイント Wadsley–Roth相のTiNb2O7は、優れた放... -
全国の水系で回収されるプラスチックごみは年間およそ1000トン ~プラスチックごみ回収量を全国規模で初めて定量的に評価~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 マイクロプラスチック問題解決のためには、プラスチックごみの排出削減に加え、清掃活動による回収も重要な役割を果たすと考えられますが、あまり研究は進んでいません。 日本全国の河川清掃活動のごみ回収量デー... -
金属酸化物結晶中のネットワーク構造の乱れが電池の負極特性を低下させることを解明 ~リチウムイオン電池の放電容量と安全性の向上に寄与~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 Wadsley–Roth相のTiNb2O7は、優れた放電容量と安全性を備えたリチウムイオン電池の負極材料として注目されています。 本研究では、中性子・X線全散乱測定とパーシステントホモロジーに基づくトポロジー解析により、... -
詳細が未知の大規模視覚-言語モデルから不要な知識を『忘却』させる技術を開発 ~より軽量かつ効率的な新しいモデルの構築につながる成果(NeurIPS 2024採択)~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 大規模な事前学習モデルは優れた性能を示すものの計算コストが高いことから、不要な機能を“忘却”させることで効率化できると期待されています。しかし、多くの大規模モデルは詳細が公開されていないことが多く、“忘... -
有機合成において重要なトランスアルケンを効率的に与えるHorner–Wadsworth–Emmons反応を開発 ~薬理活性を持つ化合物の大量生産に一歩前進~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 Horner‒Wadsworth‒Emmons(HWE)反応は、有機合成における最も有用な反応の一つですが、立体選択性や頑健性など、応用上の課題がありました。 本研究では、開発後60年以上報告されてこなかったHWE反応の反応活... -
セールスプロモーション会社のPXC、東京理科大学にて飲料を題材したマーケティングの実践授業を実施
PXC株式会社 Sales Promotion DX CompanyのPXC株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役CEO:菅野健一)は、東京理科大学におけるマーケティングリサーチ実践プロジェクトにおいて、 「リサーチデータを基にした具体的な施策・企画立案」についての授業を実... -
「Bio Leg®」に関する共同研究契約を学校法人東京理科大学と締結
BionicM株式会社 BionicM株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:孫小軍、以下「BionicM」)は、当社のパワード義足「Bio Leg®」に関する共同研究契約を学校法人東京理科大学と2024年9月に締結し、同大学先進工学部機能デザイン工学科保原研究室(... -
サルはなぜB型肝炎ウイルスに感染しないのか ~ウイルス感染の「種間の壁」が生じる要因を解明~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 B型肝炎ウイルスは胆汁酸輸送体(NTCP)を介してヒトやチンパンジーに感染しますが、遺伝系統的に近いアカゲザルやカニクイザルには感染しません。 カニクイザルとヒトのNTCPの立体構造を調べた結果、サルNTCP内の... -
金属材料WSi2の横型熱電変換を実証 ~次世代センサ技術の進展に大きく貢献~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 横型熱電変換は、温度や熱流を計測可能なセンサの新たな基幹技術として注目されていますが、この特性を有する物質の報告例は少なく、新たな材料が模索されています。 本研究では、金属材料WSi2が横方向の熱電効果を... -
低消費電力の色素増感太陽電池ベース光電子シナプス素子を開発 ~エッジAIデバイスの実現に向けて、新たな可能性を開拓~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 光電子シナプス素子を用いた物理リザバコンピューティングは、低消費電力のエッジAIデバイスの実現に向けて、大きな可能性を秘めています。 時定数が制御可能な色素増感太陽電池ベースの自己給電型光電子シナプス素... -
ヒトの皮膚細菌叢を生体外で再現できる新たな培養法の開発に成功 ~皮膚疾患治療法や肌にやさしい化粧品開発への応用に期待~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 皮膚常在細菌叢は皮膚疾患と関連があり、治療対象として注目されています。しかし、生体外で皮膚常在細菌叢を培養し、皮膚に似せた環境を人工的に再現するのは困難でした。 本研究では、ヒト皮膚常在細菌叢のうち、... -
炭酸水を用いて調製したアルギン酸ゲルにおいてCO2の放出挙動が架橋度に及ぼす影響を解明 ~ゲルの物性を制御する重要知見、サステナブルな材料開発に貢献~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 アルギン酸ゲルから放出されるCO2の挙動とハイドロゲルのpHの経時変化、さらに架橋度との相関性について詳細を明らかにしました。 アルギン酸ゲル表面からCO2が急激に放出されると、ハイドロゲルのpHが短時間で上昇... -
神楽坂・野田・葛飾の各地区で「サイエンス夢工房」を開催
東京理科大学 東京理科大学では、理科の実験を通して科学の面白さを体験できるイベント「サイエンス夢工房」を定期的に開催しております。理工系全般にわたるさまざまな実験を行い、小さなお子さまでも気軽に楽しむことができます。 今般、本学学園祭「理... -
ウイルス感染に関わるプロセスの連続的な映像化に成功 ~映像教材としての有用性も期待~
東京理科大学 【研究の要旨とポイント】 ミミウイルスは450nmから800nmと著しく大きい巨大ウイルスで、ウイルスとしては例外的に、光学顕微鏡で観察できます。 今回、このミミウイルスが宿主であるアカントアメーバの細胞内で増殖して放出されるまでの様子...