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国境なき医師団インターナショナル 新会長にジャビド・アブデルモネイム医師が就任
国境なき医師団 国境なき医師団(MSF)は9月3日、MSFインターナショナルの新会長にジャビド・アブデルモネイム(Mohamed Javid Abdelmoneim)医師が就任したと発表した。アブデルモネイム医師は本年6月のMSFインターナショナル総会で選出され、3年の任期を... -
モザンビーク:暴力激化で避難民が急増──国際援助が削減される中、医療ニーズが高まる
国境なき医師団 カーボ・デルガード州で避難を余儀なくされている人びと=2025年8月8日 © Marília Gurgel/MSF モザンビーク北部のカーボ・デルガード州において、武装勢力による攻撃が発生し、2024年2月以降最大規模となる避難民の急増が起こっている。公... -
ガザ:イスラエル当局の制限により極めて深刻な水不足に──水を紛争の武器にしてはならない
国境なき医師団 ポリタンクに入れた水を運ぶガザの少女=2025年7月15日 © MSF パレスチナ・ガザ地区で、イスラエルが人びとから意図的に水を奪っている。これは、パレスチナ人から食料や水、医療など命の維持に必要な物資を奪うジェノサイド(集団殺害)... -
スーダン:ダルフールの病院が武装襲撃を受け活動を中断──医療への攻撃で50万人の医療に影響
国境なき医師団 中央ダルフール州のザリンゲイ病院。50万人の住民に専門医療を提供してきた=2024年4月5日 ⓒ Juan Carlos Tomasi/MSF 国境なき医師団(MSF)は、スーダン・中央ダルフール州のザリンゲイ病院で8月16日夜に発生した武装襲撃を受け、同病院... -
スーダン:コレラが紛争により深刻化──ダルフールでは1週間で40人の死亡を確認
国境なき医師団 南ダルフール州のコレラ治療センターで治療を受ける人びと=2025年8月10日 © Rehab Adam Adam Abaker/MSF 内戦が2年以上続くスーダンにおいて、過去数年で最悪レベルのコレラ流行が人びとを襲っている。保健省が1年前に流行を宣言してから... -
「ガザ人道財団」の食料配給所で行われているのは「組織的な殺害と人間性のはく奪」──今すぐ中止を
国境なき医師団 「ガザ人道財団」の配給所で命がけで食料を得ようとする人びと=2025年7月25日 ⓒ MSF パレスチナ・ガザ地区で医療援助を行う国境なき医師団(MSF)は、医療データ、患者の証言、2つのMSF診療所での目撃情報を元にした報告書「これは援助で... -
第9回アフリカ開発会議(TICAD9)テーマ別イベントを8月21日に開催 国境なき医師団主催「診断領域における課題──人道援助の最前線から」
国境なき医師団 国境なき医師団(MSF)は、2025年8月21日(木)、横浜・第9回アフリカ開発会議(TICAD9)の会場にて、テーマ別イベント「診断領域における課題──人道援助の最前線から」を開催します。検査と診断なしには、治療も対策も始められない―本イベ... -
モザンビーク:暴力激化で医療への影響が深刻に──カーボ・デルガード州では半数の医療施設が破壊
国境なき医師団 暴力の激化で妊産婦らが医療を受けることが困難になっている(カーボ・デルガード州)=2024年10月15日 ⓒ Marília Gurgel/MSF モザンビーク北部カーボ・デルガード州で武力衝突と治安の悪化が深刻化し、医療へのアクセスが著しく損なわれ... -
エチオピア・ティグレ州:3人のスタッフ殺害に関する内部調査結果を発表──銃撃は意図的と結論
国境なき医師団 国境なき医師団(MSF)は、2021年6月24日にエチオピアのティグレ州中部で起きた、3人のMSFスタッフの残虐な殺害に関する内部調査報告書を発表した。 殺害されたのは、スペイン出身のマリア・エルナンデス・マタス、エチオピア出身のテドロ... -
ガザ:栄養失調が過去最悪レベルに──国境なき医師団の2つの施設で記録的な患者数
国境なき医師団 1歳の男の子と妊娠8カ月の母親が共に栄養失調に陥っている。ガザ北部の診療所にて=2025年6月4日 ⓒ Nour Alsaqqa/MSF パレスチナ・ガザ地区で、急性栄養失調の患者が急増している。ガザ南部のマワシ診療所と北部のガザ市診療所における栄... -
ガザ:爆撃による犠牲者の約半数は子ども──国境なき医師団の職員と家族への調査から明らかに
国境なき医師団 ガザ北部で空爆を受け負傷した4歳の少女。父親である国境なき医師団の医師に抱えられている=2025年6月28日 ⓒ Nour Alsaqqa/MSF 国境なき医師団(MSF)は、パレスチナ・ガザ地区で働く現地スタッフとその家族を対象に死亡率の調査を行った... -
スーダン:北ダルフールで民間人の集団虐殺──国際社会は紛争当事者への圧力を
国境なき医師団 避難を余儀なくされている北ダルフール州の人びと=2024年6月10日 © MSF 国境なき医師団(MSF)は、スーダンの北ダルフール州で集団虐殺が進行していると警告する報告書を発表した。州都エル・ファシールの数十万人が襲撃の脅威にさらされ... -
ガザ:「援助に見せかけた虐殺」──イスラエルと米国による食料配給システムの解体と封鎖の解除を
国境なき医師団 配給所で撃たれて負傷し、診療所で治療を受けた32歳の男性。「自分が配給所に行かないと家族を食べさせられない」と話す=2025年6月6日 © Nour Alsaqqa/MSF イスラエルと米国がパレスチナ・ガザ地区で食料配給のシステムを始めてから1カ... -
パレスチナ・ヨルダン川西岸地区:加速するイスラエル軍による支配──イランとの紛争の裏で
国境なき医師団 主要道路の入り口が封鎖され、人びとが足止めされた=2025年6月14日 © MSF 国際社会の関心がイスラエルとイランの対立激化に集まるなか、イスラエル軍はパレスチナ・ヨルダン川西岸地区での軍事活動を活発化させている。 西岸地区北部のジ... -
ガザ:イスラエルによる意図的な物資制限で、食料、医薬品、燃料の不足は危機的に
国境なき医師団 ガザ北部で、家族の食料にする野草を探す女性=2025年3月11日 ⓒ Nour Alsaqqa/MSF イスラエル当局はパレスチナ・ガザ地区に援助物資が搬入されているように見せているが、実際には医療物資や燃料の搬入を最低限に制限。そうすることで、人... -
性暴力の被害が広がるコンゴ東部──国際社会は被害者へのケアを優先事項に
国境なき医師団 コンゴ東部での診療の様子。国境なき医師団は性暴力の被害を受けた人びとなどへのケアにあたっている=2025年5月15日 © Lamine Keita/MSF 国軍と武装勢力との戦闘が続くコンゴ民主共和国(以下、コンゴ)東部で、性暴力の被害が増え続けて... -
シリア:故郷に戻った人びとが地雷で死傷──地雷対策と緊急医療への支援強化を
国境なき医師団 道路や野原に多くの地雷や不発弾が残されている(シリア東部 デリゾール県)=2025年5月26日 © Asmar Al-Bahir/MSF 2024年12月に前政権が崩壊したシリアにおいて、内戦後に故郷に戻った人びとが地雷の被害に遭うケースが後を絶たない。国... -
ガザ:南部最後の生命線、ナセル病院が機能不全の危機に
国境なき医師団 攻撃を受けたナセル病院の前に立つ国境なき医師団のスタッフ=2025年3月24日 © MSF パレスチナ・ガザ地区南部の大規模病院であり、医療が必要な人びとにとっての生命線となっているナセル病院が、機能不全に陥る瀬戸際にある。イスラエル... -
チャドに逃れたスーダン難民の状況が深刻化──栄養失調でも食料や水は不足
国境なき医師団 チャドのティネ一時滞在キャンプ=2024年8月28日 ⓒ Hareth Mohammed/MSF 内戦が続くスーダンから隣国チャドに逃れてきた難民の人道状況が深刻だ。スーダン・北ダルフール州における攻撃と暴力の激化を受け、4月末から推定4万人の人びとが... -
ガザ:米国・イスラエル主導の食料配給所で多数の死傷者──国境なき医師団は非人道的な援助システムを非難
国境なき医師団 パレスチナ・ガザ地区の保健省によると、ガザ南部のラファと中部のネツァリム回廊近くに新設された「ガザ人道財団(GHF)」の配給所で6月1日、食料を待っていたパレスチナ人数十人が殺害され、数百人が負傷した。 国境なき医師団(MSF)は... -
イスラエルはガザ住民の強制移動の停止を──退避要求はメンタルヘルスに甚大な影響
国境なき医師団 「避難所、テント、建物を問わず、この地域にいるすべての人に告ぐ。ここは危険な戦闘地域で、安全ではない。直ちに南へ避難を」と書かれた退避要求のビラ=2025年5月1日 © MSF イスラエル軍はパレスチナ・ガザ地区で、住民に突然の移動... -
スーダン:性暴力被害者への支援の拡大を──子どもたちも深刻な被害に
国境なき医師団 スーダンからチャドに逃れてきた人びとが暮らす難民キャンプ=2024年11月 ⓒ Thibault Fendler/MSF 内戦が2年以上にわたり続いているスーダン。西部のダルフール地方では、女性や少女が絶え間なく性暴力の危険にさらされている。男性や少年... -
「国境なき医師団」唯一の日本人緊急対応コーディネーターである著者が一時帰国——。『ガザ、戦下の人道医療援助』(萩原 健:著)の電子書籍版も配信開始。
株式会社ホーム社 株式会社ホーム社は、戦闘が激しさを増すガザに入って、実際に目のあたりにした6週間の様子を記したノンフィクション単行本『ガザ、戦下の人道医療援助』の電子書籍版を5月23日(金)に配信開始いたしました。 至近距離での空爆、戦車に... -
北大写真部×国境なき医師団写真展 「命をつなぐひと ─北海道から世界の活動地へ─」学生の写真で人道援助スタッフの素顔を伝える写真展を札幌で開催
国境なき医師団 医師や看護師、ロジスティシャンなどMSFスタッフの日常の表情を捉えた写真が展示される。(撮影)左上: 位田隼士, 中央: 飯田興磨, 左下: 日暮隼, 右: Leung Yownin Albert Manzanares 世界70カ国以上で医療・人道援助活動を行う国境なき医... -
「窒息状態」にされたガザ──イスラエルは援助を軍事の道具にしてはならない
国境なき医師団 ガザ地区・ハンユニスのナセル病院。この2カ月間で3度の攻撃を受けた=2025年5月20日 ⓒ MSF 2カ月以上にわたって援助物資の搬入が止められた、パレスチナ・ガザ地区。イスラエルはわずかな量の物資搬入を許可したが、それは封鎖が解除され... -
ウクライナ:無差別爆撃の停止と民間人の保護を
国境なき医師団 攻撃を受けたキーウの様子=2025年4月24日 © MSF ウクライナの首都キーウで4月24日未明、大規模な爆撃が行われた。これは、ドニプロ州とクリビーリフで多くの死傷者を出した攻撃に続くものだ。ドローンや長距離ミサイルなどによるロシア軍... -
スーダン・北ダルフール州:避難民キャンプへ大規模攻撃──援助の拡大と民間人の保護を
国境なき医師団 ザムザム・キャンプが攻撃を受け、タウィラに逃れて来た人びと=2025年4月12日 © Marion Ramstein/MSF 国軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の内戦が始まって2年が経過したスーダン。4月11日には北ダルフール州のザムザム・キャンプに... -
スーダン内戦2年:人道援助が妨げられてはならない
国境なき医師団 国境なき医師団の支援する栄養治療センターに入院した男の子=2025年3月9日 Ⓒ Tom Casey/MSF スーダンで国軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の間で続く内戦が3年目に突入した。人びとは爆撃などにより避難を余儀なくされ、食料や医療... -
ガザ:イスラエルによる物資搬入停止から1カ月──在庫が尽きた医薬品も
国境なき医師団 子どもの肌の状態を見せる母親。ガザでは清潔な水の不足により皮膚疾患を患う人が多い=2025年3月10日 © Nour Alsaqqa/MSF イスラエルがパレスチナ・ガザ地区への物資搬入を封鎖してから、4月2日で1カ月が経過した。在庫が尽きた医薬品も... -
写真展「熱帯植物から覗く世界」 マグナム・フォト写真家らにより撮影されたコンゴ民主共和国の写真と、アフリカ熱帯植物のコラボレーション展示
国境なき医師団 東京・丸の内(Marunouchi Bloomway)で4月10日から開催 世界70カ国以上で医療・人道援助活動を行う国境なき医師団(MSF)は4月10日(木)から30日(水)、Marunouchi Bloomway(丸の内二丁目ビル・三菱ビル貫通通路)で開催される写真展「... -
パレスチナ・ヨルダン川西岸地区:イスラエルによる強制移動で住民に深刻な被害
国境なき医師団 イスラエル軍により破壊され、入口が封鎖されたジェニン難民キャンプ=2025年3月5日 © Oday Alshobaki/MSF パレスチナのヨルダン川西岸地区北部で、4万人超の避難民が適切な住居や生活インフラ、医療へのアクセスを断たれた状況に置かれて... -
人道援助をめぐる諸問題を共に考える 「人道援助コングレス東京 2025」を開催
国境なき医師団 ~人道主義と多国間協調、再興の道を探る~ 4月22日~24日開催 国境なき医師団(MSF)は、人道援助をめぐる諸問題を共に考える「人道援助コングレス東京 2025」を、4月22日(火)から24日(木)の3日間、開催します。今年は「人道主義と... -
ガザ:国境なき医師団はイスラエルによるナセル病院への攻撃を非難──医療施設の保護を
国境なき医師団 攻撃を受けたナセル病院の前に立つ国境なき医師団のスタッフ=2025年3月24日 © MSF 国境なき医師団(MSF)は、イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区南部ハンユニスのナセル病院への攻撃を強く非難する。ナセル病院はガザ地区南部で現在も... -
世界結核デー:資金削減で子どもたちが犠牲に── 結核対策への持続的な支援を
国境なき医師団 ウガンダで国境なき医師団(MSF)の診察所を訪れた親子 © Stuart Tibaweswa 3月24日は世界結核デー。国境なき医師団(MSF)はすべての国と資金拠出者に対し、結核の診断、治療、予防のための持続的な投資を行い、継続的に支援するよう呼び... -
イエメン:子どもの栄養失調が極めて深刻なレベルに──援助の拡大が急務
国境なき医師団 イエメンの病院で栄養失調の治療を受けている子ども=2025年2月25日 © Konstantinos Psykakos/MSF 中東イエメンで子どもの栄養失調が極めて深刻なレベルに達している。治療を必要とする小児患者の数は既存の医療体制の限界をはるかに超え... -
「国境なき医師団のこともっと伝えたい!昼下がりの編集部talk」YouTubeライブで4月9日から配信開始
国境なき医師団 世界70カ国以上で医療・人道援助活動を行う国境なき医師団(MSF)は4月9日から、ライブ動画番組「国境なき医師団のこともっと伝えたい!昼下がりの編集部talk」をYouTubeライブで生配信します。 国境なき医師団の活動を10~20代に向けて毎... -
ガザ:電力や物資の供給停止が命を脅かす──イスラエルは援助を紛争の道具にしてはならない
国境なき医師団 破壊されたガザ北部の街=2025年2月3日 © Nour Alsaqqa/MSF 国境なき医師団(MSF)は、イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への送電停止を含む措置を強く非難する。 この措置によりガザの人びとは、生きるために必要な水や物資を得... -
スーダン・北ダルフール州:暴力の激化を受け、避難民キャンプでの医療援助活動を停止
国境なき医師団 戦闘の激化により避難する北ダルフール州の人びと=2024年6月10日 © MSF スーダンの北ダルフール州の州都エル・ファシール近郊で避難民を受け入れているザムザム・キャンプ内外で、攻撃や戦闘が激化している。国境なき医師団(MSF)は、医... -
ウクライナ:紛争激化から3年──「明日戦争が終わっても、長期にわたる治療が必要」
国境なき医師団 大やけどを負った男性を、ドネツク州の最前線にある病院から別の地域へMSFの救急車で搬送=2024年8月6日 © Olexandr Glyadyelov ロシア軍がウクライナに侵攻し、2014年に始まった国際武力紛争が激化してから3年が経過した。人びとは、家族... -
コンゴ民主共和国:国境なき医師団の施設が銃撃を受けスタッフが重傷──紛争下での人道援助の保護を
国境なき医師団 戦闘から逃れ、MSFが支援するマシシ総合病院に避難する人びと=2025年1月9日 © MSF コンゴ民主共和国(以下、コンゴ)北キブ州マシシにある国境なき医師団(MSF)の施設が2月20日朝に銃撃を受け、MSFのスタッフ1人が重傷を負った。 この施... -
コンゴ民主共和国:東部のキャンプから多数の避難民が退去──帰還先の医療体制にも懸念残る
国境なき医師団 「3日以内にキャンプから出るよう言われたが、行くあてがない」と話す女性。戦闘で両親と7人の家族を失った=2025年2月12日 © Daniel Buuma コンゴ民主共和国(以下、コンゴ)東部の北キブ州では、戦闘から逃れた数十万の人びとが州都ゴマ... -
スーダン:国内各地で民間人の戦闘負傷者が急増
国境なき医師団 空爆で負傷した人が一斉に病院に運ばれた(南ダルフール州ニヤラ)=2025年2月4日 © MSF スーダン軍(SAF)と即応支援部隊(RSF)との戦闘が続く中、多くの民間人が戦闘に巻き込まれて死傷している。攻撃や暴力は市場や住宅地にも向けられ... -
ポッドキャスト「国境なき医師団 BASE TALK ― 私が国境を越える理由」参加決意から派遣までの道のりとその本音
株式会社JAVE 「国境なき医師団」への応募から派遣に至るまでの道のりや、活動地での困難、一つ一つどう乗り越えたのかー一。成功談も困難も、全てを語る異色のポッドキャスト。ポッドキャストスタジオSPINEARが制作。 キービジュアル:写真はホストを務め... -
国境なき医師団、海外派遣スタッフが本音を語るポッドキャストの配信開始 「国境なき医師団 BASE TALK ― 私が国境を越える理由」
国境なき医師団 世界70カ国以上で医療・人道援助活動を行う国境なき医師団(MSF)は、ポッドキャスト番組「国境なき医師団 BASE TALK ― 私が国境を越える理由」の配信を2月10日(月)から開始します。MSFの海外派遣スタッフが活動参加までの道のりや現場で... -
スーダン栄養危機:これ以上の死と飢えを防ぐために──雨期の到来を前に今すぐ行動を
国境なき医師団 南ダルフール州の避難民キャンプに暮らす親子。女性はMSFの栄養プログラムに参加した=2024年12月19日 © Abdoalsalam Abdallah 国軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の間で2023年4月から紛争が続いているスーダン。深刻な食料不足によ... -
コンゴ民主共和国:東部ゴマで戦闘負傷者の医療ニーズ増大──当事者は人道アクセスの保証を
国境なき医師団 コンゴ民主共和国(以下、コンゴ)では今週初め、コンゴ軍と反政府武装勢力「3月23日運動(M23)」との戦闘が、北キブ州の州都ゴマの市街地へ及んだ。戦闘にはそれぞれを支援する勢力も加わっている。 ゴマにあるキシェロ病院には多くの... -
ガザ:遅すぎる停戦──今すぐ援助の拡大を
国境なき医師団 多くの建物が破壊されたガザ=2024年5月15日 © MSF パレスチナ・ガザ地区における停戦が発効した。地域には安堵をもたらしたが、465日あまり続いた戦闘によって約4万6000人の命が奪われた後では遅すぎたと言える。ガザにおける人道的、心... -
スーダン:国境なき医師団、首都の基幹病院での活動停止へ──病院への暴力的攻撃を非難
国境なき医師団 ハルツームのバシャール教育病院。これまで度重なる攻撃を受けてきた=2023年10月9日 © Marie Burton/MSF 国境なき医師団(MSF)は、スーダンの首都ハルツームのバシャール教育病院で、患者やスタッフに対する暴力的攻撃が続いていること... -
ガザ:病院の燃料不足で人工呼吸器や保育器が止まる恐れ──新生児らの命が危機に
国境なき医師団 ガザ・ナセル病院の新生児集中治療室で治療を受ける赤ちゃん=2024年12月23日 © Nour Alsaqqa/MSF パレスチナ・ガザ地区の中南部に位置するナセル病院、アル・アクサ病院、ヨーロッパ・ガザ病院が深刻な燃料不足により閉鎖の危機に瀕して... -
ガザ地区:イスラエルによる攻撃、包囲、封鎖はガザの完全破壊──国境なき医師団報告書
国境なき医師団 イスラエル軍による14日間にわたる包囲直後のガザ市のシファ病院=2024年1月4日 © MSF パレスチナ・ガザ地区で医療・人道援助活動を続ける国境なき医師団(MSF)はこのたび、報告書『Gaza: Life in Death Trap(ガザ・死の罠の中で生きる)...
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